桜美林大・佐々木、チャペルで“恋人”待つ!ドラフト「不安より楽しみ」

2016年10月20日6時0分  スポーツ報知
  • ドラフト当日は校内のチャペルで吉報を待つ桜美林大・佐々木
  • 桜美林大のチャペル「荊冠(けいかん)堂」(同大提供)
  • 桜美林大のチャペル「荊冠(けいかん)堂」(同大提供)

 桜美林大の153キロ右腕・佐々木千隼(22)は運命の日を校内のチャペルで迎える。東京・町田市内の同校野球部グラウンドで取材に応じ「名前が呼ばれないという不安はあるが、楽しみの方が強い。いつも通りで迎えられれば」と胸の内を明かした。

 14年の育成ドラフト2位では、同校を13年に卒業した川相拓也内野手が巨人に指名されて入団したが、ドラフトでの指名は佐々木が初で、学内は盛り上がりを見せる。ドラフト抽選は生徒になじみ深いチャペルで野球部、教授、一般学生が共に見守り盛大なイベントとなる。同校はキリスト教系で交流会やイベントではチャペルが使われる。14年に特別コーチをしていた桑田真澄さん(48)=スポーツ報知評論家=の講演会もここで開かれた。佐々木自身も使用したことがあり「あまり意識はしていないが、後輩たちも続いてくれればな。すごい大々的にやってもらえる」と照れた。

 この日は1部昇格後初となる首都リーグ優勝がかかった23日の東海大戦に向け、ダッシュなど普段と変わらない調整を行った。チーム内では掃除担当が決まっており、半年前からずっとクラブハウスのトイレ係を受け持つ。「トイレ係がなぜか多いんです」と佐々木。きれい好きな性格もあって、トイレはいつもきれいに保たれているという。日課の掃除に願いをかけ結果を待つのかと思いきや「あまりそういうのは気にしてません」と笑い飛ばした。

 ゴールではなくスタートだ。大谷世代と呼ばれ、プロでは藤浪など同世代が活躍する。「(プロの同級生は)雲の上の存在。勝負できる実力をつけて同じ舞台に立ってみたい」。阪神、ヤクルトの1位指名が濃厚だが、トイレの神様は佐々木をどの球団へ導くのか。聖なるチャペルで“恋人”からの指名を待つ。(玉寄 穂波)

 ◆佐々木 千隼(ささき・ちはや)1994年6月8日、東京・日野市生まれ。22歳。日野高では通算33本塁打を放ち3年夏に西東京大会8強入り。桜美林大では4年のリーグ戦で巨人・菅野の東海大時代に並ぶ53回連続無失点と年間7完封を記録。初選出となった今年の日米大学野球選手権では開幕白星を飾った。181センチ、83キロ。右投右打。

ドラフト候補
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