東北学院大、一丸で部員水難事故乗り越える…仙台六大学野球8日開幕

2017年4月6日9時0分  スポーツ報知
  • 試合後、菅井監督(左から3番目奥)の話を聞く東北学院大の選手たち
  • 練習試合でも左袖に喪章を着けている東北学院大の選手たち

 ◆練習試合 七十七銀行8―0東北学院大(5日・七十七銀行グラウンド)

 8日開幕の仙台六大学野球春季リーグ戦で、1月に復帰した東北学院大・菅井徳雄監督(59)が2季ぶりにチームを率いる。キャンプ期間中の事故など困難が続くが、一丸となってはね返していく。チームは5日、宮城・富谷市内のグラウンドで七十七銀行と練習試合を行い、0―8で敗れた。

 昨春以来のリーグ戦を控え、菅井監督の険しい表情がチームの状況を表していた。「エラーにフォアボール、点を取れない…。すべてが足りない」。社会人相手とはいえ、この日も完封負け。課題が目についた。

 昨年6月、部員が安価で食事提供を受けた不祥事の責任を取り監督を辞任。だがグラウンドは学校内にあるため、練習は頻繁に見ていた。指揮官は「(不在時の)12月までに振り込めなかった」と、指導できない点が響いている形だ。また3月の高知キャンプ中、3年生部員(当時)が水難事故で死亡。遺族の意向で関東遠征などは予定通り行ったが、「野球ができる状態じゃなかった」(菅井監督)と調子は上がらない。

 「練習するしかない。頑張らないと失礼だし、(亡くなった部員に)申し訳ない」と、主将の大沼優平内野手(4年)=東北=が力を込めた。リーグ初戦は15日の宮城教育大戦。昨年からエースの147キロ右腕・鈴木遼太郎投手(4年)=石巻西=ら、投手陣は駒がそろう。勝つために「向かっていく気持ちが出せるかどうか。みんなで必死にやるだけ」と話す指揮官の思いに、選手たちが応える。(有吉 広紀)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
アマ野球
今日のスポーツ報知(東京版)