「ドラフト上位候補」仙台大153キロ右腕・馬場、初完封12K勝利

2017年4月10日8時0分  スポーツ報知
  • 相手打線を2安打に抑え、リーグ戦初完封勝利の仙台大・馬場

 ◆仙台六大学野球春季リーグ第1節第2日 仙台大3-0東北工大(9日・東北福祉大野球場)

 仙台大のプロ注目最速153キロ右腕、馬場皐輔(こうすけ、4年)=仙台育英=が東北工大を2安打に抑え、3―0でリーグ戦初完封勝利を挙げた。制球に苦しみながら、試合中に修正。高い潜在能力をプロ10球団のスカウトに見せつけた。東北福祉大は、1年生バッテリーの活躍で、東北大に10―0で6回コールド勝ち。また、南東北大学野球は東日本国際大―日大工学部の1試合がグラウンド状態不良で中止となり、5月13日(南部スタジアム、時間未定)に順延された。

 2安打12奪三振にも、試合後の仙台大・馬場に笑顔はなかった。5回1死まで無安打、6回まで毎回奪三振と好投。5回コールドを投げきり無失点の試合は過去2度あったが、9回を投げての完封はリーグ戦初だ。

 それでも馬場は「先頭打者に四球を3つ出したのは反省」。マウンドに合う投げ方を模索し、球を離す位置などを工夫しながらの投球に不満げだ。だが、7回は四球と失策などで1死二、三塁のピンチで、スクイズが小飛球となり併殺。要所を締める内容に森本吉謙(よしかた)監督(42)も「無駄な四球は話にならない」と言いながら、「崩れ切らなくなったのはいいこと」とたたえた。

 本来の出来ではないとはいえ、この日仙台大のスピードガンで149キロを記録。スタンドに集まった10球団のスカウト陣も高評価だ。広島・近藤スカウトは「この時期にこれだけ投げられた。(ドラフト)上位候補と言ってもいい」。巨人・柏田スカウトは変化球のキレに「指先の感覚がいい。教えられるものじゃない」と話した。

 馬場は「誰が見ても安定した投球ができるようにしたい」と意欲。勝てる投手になり、全国大会出場とプロ入りへの道を切り開く。(有吉 広紀)

 ◆馬場 皐輔(ばば・こうすけ)1995年5月18日、宮城・塩釜市生まれ。21歳。塩釜三中から仙台育英に進み、3年時に春夏連続で甲子園出場。仙台大では1年春にリーグ戦初登板。この日の勝利でリーグ戦通算9勝目。180センチ、80キロ。右投右打。血液型O。

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