【六大学】フレッシュリーグで東大40歳右腕・伊藤が“神宮デビュー”!1回4失点でMAX108キロ

2017年4月15日8時49分  スポーツ報知
  • 新人戦ながら40歳で神宮デビューを果たした東大の伊藤一志投手

 ◆東京六大学フレッシュリーグ(15日・神宮)

 東大の40歳右腕・伊藤一志投手(3年)が“神宮デビュー”を果たした。フレッシュリーグの慶大戦で先発。1イニングで36球を投げ、2安打3四球4失点。最速は108キロだった。

 異色のオールドルーキーが、夢を実現させた。高校2年時からの悲願だった東大野球部入りをかなえるため、医師を務めながら、12年に文科三類に合格。休学していたが、勤務していた関東近郊の大学病院を退職して部員となった。

 東大野球部を志したのは、愛知・東海高2年だった1993年秋。法大戦で16季ぶりの勝ち点を挙げた赤門軍団のニュース映像に、心を打たれた。現役では不合格。別の大学に進む道を選んだ。

 医大で硬式野球を始め、主に「4番・投手」として6年間プレー。東日本の医大、医学部が集う大会で通算1勝を挙げた。08年に国家試験に合格。31歳で医師になったが、東大野球部の夢を諦めきれなかった。

 多忙な業務の合間に独学を重ね、12年に東大文科三類に合格。休学して病院勤務を続けていたが、上司にも背中を押され、退職を決意した。

 東大野球部の入部に年齢制限はなく、かつてプレーした医大は全日本大学野球連盟に属していないため、4年間神宮での試合に出場可能だ。

 ◆伊藤 一志(いとう・かずし)1976年8月19日、愛知・稲沢市生まれ。40歳。小学4年で軟式野球に触れる。08年に医大卒業。関東の大学病院勤務を経て、東大文科三類3年。好きなプロ野球選手は落合博満元中日監督、オリックス・金子千尋、カブス・上原浩治。171センチ、73キロ。右投右打。

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