【大学選手権】天理大・山本、東京ドームで大会初の満塁弾

2017年6月7日7時30分  スポーツ報知
  • 1回、満塁本塁打を放つ天理大・山本

 ◆報知新聞社後援 第66回全日本大学野球選手権第2日 ▽1回戦 天理大8―5東海大九州(6日・東京D)

 4年ぶり出場の天理大(阪神大学)は、5番・山本柊作左翼手(4年)が東京ドームが使用されるようになった2005年以降、初の満塁本塁打を放つ活躍で初戦突破を果たした。大商大(関西六大学)は、全国大会デビューとなった2年生右腕・大西広樹が4安打1失点で完投勝利。岐阜経大(東海地区大学)はエースの与座海人(4年)が1安打完封に抑え、交通事故で亡くなったチームメートの中野宏紀さんに白星をささげた。

 勢いよく振り抜いた山本の一撃で、天理大が好発進を切った。初回1死満塁。6球目のストレートにバットを反応させると、打球は右中間スタンドへ。流れを一気に引き寄せる先制弾に、藤原忠理監督(51)は「最初、ベンチの中が緊張気味だった。あのひと振りで和やかになれた」と褒めたたえた。

 同大会で満塁本塁打を放ったのは通算17人目だが、東京ドームが使用されるようになった05年から同球場でのグランドスラムは初めてだった。東京Dは両翼100メートル、中堅122メートル。神宮(左右両翼97・5メートル、中堅120メートル)に比べ、わずかに広い球場のダイヤモンドを1周した山本は「犠牲フライでもいいと思って打席に入ったが、感触は良かった。みんなビックリして喜んでくれましたね」とはにかんだ。

 2年春から外野のレギュラーに名を連ねているが、今年2月に右でん部を負傷。春季リーグ開幕には何とか間に合ったが、11試合に出場して打率1割3分9厘と不調から抜け出せないままだった。「全然打てなくてチームに迷惑をかけたから」。不振脱却へ、一日1000スイングの振り込みを続けた成果が大学通算11本目の本塁打へとつながった。

 ベスト8をかけた2回戦は大商大との関西勢対決。山本は「自分はホームランバッターじゃない。チャンスで打てるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。全国の舞台で復調した頼れる4年生が、上位進出のキーマンとなる。(種村 亮)

 ◆山本 柊作(やまもと・しゅうさく)1995年9月16日、京都市生まれ。21歳。新林小2年時から大枝イーグルスで野球を始める。洛西中時代は京都南山城ボーイズでプレー。天理高では2年春のセンバツ大会からメンバー入り。180センチ、78キロ。50メートル走6秒2。遠投105メートル。右投左打。家族は両親と兄、姉。

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