【仙台六大学】仙台大V王手!馬場が先発全員14Kで3安打完封

2017年10月2日8時0分  スポーツ報知
  • 14奪三振で3安打完封の仙台大・馬場

 ◆仙台六大学野球第6節第2日 ▽2回戦 仙台大2―0東北学院大(1日・東北福祉大野球場)

 仙台大が東北学院大に2―0で勝ち、8連勝の勝ち点4で首位に立った。最速155キロ右腕の馬場皐輔投手(4年)=仙台育英=が、14奪三振の力投で3安打完封。ともにプロ志望届を出した、学院大・鈴木遼太郎投手(4年)=石巻西=との投げ合いを制した。仙台大は7日からの東北福祉大戦で1勝すれば、2季ぶり6度目の優勝が決まる。また、この日の勝利で、明治神宮大会東北地区代表決定戦(21―22日、岩手・花巻)の出場も決まった。

 最後の打者をバットをへし折っての二ゴロに打ち取ると、仙台大・馬場はにっこりと笑顔を浮かべた。学院大相手に先発全員の14奪三振と快投をみせ、3安打完封。「隙を与えないように一人一人の打者に集中して投げられた。(三振は)自分のテンポで投げた結果です」と馬場が胸を張った。

 試合の中で“変化”した。プロ9球団のスカウト陣が集まったなか、ともにプロ入りを目指す学院大・鈴木遼と激突。3回まで毎回走者を出すなど大事な一戦だけに力みもあったが、味方打線が3回裏に先制点を取ってから意識を変えた。得点した直後の4回は、「いつも以上にテンポを上げた」(馬場)とわずか10球で3者凡退。その後も狙われていた直球ではなく、スライダーやカットボールなど変化球主体に変え、4回以降は二塁を踏ませなかった。

 これで今季は4連勝、計32回を投げて防御率0・00。4戦とも2桁奪三振で、奪三振率(9イニング当たりの三振数)は15・19と驚異的だ。スカウト陣も、巨人・岡崎スカウト部長が「パワー系の投手。直球と落ちる球(のコンビネーション)がいい」と話せば、広島・近藤スカウトは「このくらい投げられるのはわかっている」。安定した投球を高く評価した。

 福祉大戦で1勝すれば、勝ち点を落としても優勝となる。それでも馬場は「一つ勝てば、と思っているとやられる」と気を緩めず臨むと宣言。目指すのは、勝ち点を奪っての完全優勝だけだ。(有吉 広紀)

 ◆馬場 皐輔(ばば・こうすけ)1995年5月18日、宮城・塩釜市生まれ。22歳。小3で野球を始め、塩釜三中では七ケ浜シニアに所属。仙台育英では3年時に春夏連続で甲子園出場。仙台大ではこの日の勝利でリーグ戦通算14勝。180センチ、80キロ。右投右打。血液型O。

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