【仙台六大学】仙台大、0点台コンビで2季ぶりV

2017年10月9日9時0分  スポーツ報知
  • 2季ぶり6度目の優勝を決め、喜ぶ仙台大ナイン

 ◆仙台六大学野球最終節第1日 ▽1回戦 仙台大4―0東北福祉大(8日・東北福祉大野球場)

 仙台大が東北福祉大に4―0で勝ち、今季9戦全勝。この後、連敗して勝ち点を落としても勝率で上回るため、2季ぶり6度目の優勝を決めた。先発した岩佐政也投手(4年)=柴田=が、3安打完封と力投。今季は最速155キロ右腕・馬場皐輔投手(4年)=仙台育英=との“ダブルエース”で、ともに全勝&防御率0点台と圧巻の投球でチームを優勝に導いた。明治神宮大会東北地区代表決定戦(21―22日、岩手・花巻)では、1回戦で東日本国際大(南東北)と対戦する。

 マウンド付近に集まった仙台大の選手たちが、手を突き上げて喜びを表した。“マジック1”で迎えた福祉大戦に4―0と完勝。森本吉謙監督は「選手たちが勝ちたい気持ちを持ってやってくれた」とたたえた。

 Wエースがチームを引っ張った。すべて第1戦に先発した岩佐は、この日も福祉大打線に4回まで無安打投球。結局三塁を踏ませぬ3安打完封に「いつも通り、欲を出さずに投げられた」と笑顔だ。プロ注目右腕の馬場は第2戦に先発し、計32回を投げて防御率0・00。4年間互いに切磋琢磨(せっさたくま)してきた成果を出した。

 岩佐は「馬場がいい直球を投げていたおかげで、自分の生きる道に進めた」と技巧派に成長。緩急を使い、打たせて取る投球を極めた。馬場は「タイプが違うけど、あれが投手としての基本」と岩佐の投球術を参考に。落ちる球を活用し、持ち味の直球を生かす投球を磨いた。

 今春はあと1勝で優勝の状況から、福祉大に連敗して2位。夏場は「ミスの少ない投手が勝てると言われた」(馬場)と状況を設定した投げ込みなどで、制球や変化球の精度を投手陣全体で意識した。今季は4投手で計74回を投げ、四球はわずか7個。指揮官も「投手を中心とした守備で戦えた」と納得の表情だ。

 勝ち点を取っての完全優勝がかかる9日の福祉大戦に向け、馬場は「最後までしっかり自分の仕事をしたい」と決意。大学生活最後のリーグ戦、10戦全勝で締めくくる。(有吉 広紀)

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