【六大学】東大・浜田監督、教え子の無念背負ってこだわった「先制点」

2017年10月9日5時45分  スポーツ報知
  • 試合後、笑顔で応援席へのあいさつに向かう宮台(中央)ら東大ナイン

 ◆東京六大学野球第5週第2日 東大8―7法大(8日・神宮)

 東大が法大に連勝し、2002年秋の立大戦以来となる勝ち点を挙げた。法大戦で2戦連勝の勝ち点奪取は1928年秋以来89年ぶり。7日に2失点完投したドラフト候補左腕・宮台康平(4年)は6回から連投。4イニングを9安打4失点で反撃を1点差でしのいだ。98年春からリーグワーストの39季連続最下位を継続するチームは法大を上回り、暫定5位に浮上した。

 浜田監督の携帯電話には、1通のメールが保存されている。15年春の法大1回戦で連敗を「94」で止めた直後、同年春に卒業したメンバーから届いたものだ。「おめでとうございます」の後に「正直うらやましい。何で自分たちはダメだったのか」と続いていた。46連敗中の12年オフに就任した指揮官は「あの学年には申し訳ない」。1勝もできずに卒業したまな弟子たちの思いも背負っている。

 目標は「1勝」ではなく「勝ち点」。こだわったのは「先制点」だ。今秋の慶大1回戦。先頭の岡が相手失策で出塁し、すぐさま代走を送った。「あれは1回に代打を使ったということ」。先制点をもぎ取り、5―2で勝利した。相手を焦らせるため、得点機なら序盤でも代打攻勢を敢行。セオリーではなく“勝負勘”を信じて貫いた。(アマチュア野球担当・青柳 明)

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