横浜商大・渡辺佑樹、山梨出身唯一のプロ野球選手へ「元巨人・松本さんに続けたらうれしい」

2017年10月23日9時0分  スポーツ報知
  • 山梨出身の唯一のプロ野球選手を目指す横浜商大のエース左腕・渡辺

 山梨出身唯一のプロ野球選手を目指し、左腕が吉報を待つ。26日に行われるドラフト会議に向け、富士吉田市出身で富士学苑から横浜商大に進んだ渡辺佑樹投手(4年)がすでにプロ志望届を提出している。渡辺は「不安もあるが、プロという最高の場所で自分を試してみたい」と熱い思いを明かした。

 県民の期待を背負い、あこがれの世界に挑む。富士学苑出身の渡辺は、卒業後横浜商大に進学。最速144キロの直球を武器に、チェンジアップ、ツーシームなど変化球を操り内外角を丁寧につくエース左腕として神奈川大学リーグで活躍した。3年春にはベストナインを獲得。ピンチの時も表情を変えずマウンドで堂々と投げる姿も含め、スカウトの目に留まるようになった。

 プロを意識したのは大学進学後だ。横浜商大はこれまで2013年のドラフト1位で阪神に入団した岩貞祐太投手(26)を筆頭に多くのプロ選手を輩出している強豪。渡辺は「大学での4年間で技術と精神面が鍛えられ、プロで頑張ってみようと思えるほど成長できた」と話す。

 今月6日、山梨市出身の巨人・松本哲也外野手(33)が今季限りでの引退を発表した。松本の引退で山梨県出身の現役プロ野球選手はゼロに。渡辺は「直接お会いしたことはないけれど、もし自分が松本さんに続けたらうれしい」。その巨人を含む7球団から調査票が届いた。家族も「誰にでも挑戦できることではない」と本人の決断を後押している。渡辺は「指名があればどの球団でも行く」。マウンドでも見せるポーカーフェースで、運命の日を待つ。(大津 紀子)

 ◆渡辺 佑樹(わたなべ・ゆうき)1995年11月8日、富士吉田市生まれの21歳。下吉田東小2年時に富士見町少年野球でプレーを始め、下吉田中を経て富士学苑へ。1年春から公式戦のマウンドに上がり、2年春に背番号1。3年夏の県大会では3回戦で身延に敗れた。左投左打。遠投110メートル。182センチ、83キロ。家族は両親と姉。

ドラフト候補
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