【ドラ1候補生】2度のノーヒットノーラン立命大・東克樹、厳しい世界も「挑戦したい」

2017年10月23日10時0分  スポーツ報知
  • 大学4年間で2度のノーヒットノーランを達成した立命大・東克樹投手

 大学4年間で2度のノーヒットノーラン。立命大の左腕、東克樹にはこの輝かしい実績が代名詞のようについて回る。「ノーヒットノーランしたからといって、評価してもらっているか分からないんで」と本人は控えめだが、13三振を奪い1失点(自責0)完投した今秋の関西学生リーグ・近大戦を視察した巨人・岡崎スカウト部長は「大学の左投手では1番」と高評価した。

 身長170センチから繰り出す最速152キロの直球に、多彩な変化球を織り交ぜた投球術が持ち味。ノーヒッターは昨春、今春のリーグ戦で一度ずつだが、ほかに達成目前だった試合もある。初めてノーノーを達成した2週間前、3年春のリーグ開幕戦。2学年上の桜井俊貴(現巨人)からエースを引き継ぎ、関学大相手に8回まで無安打無失点。9回に2失点し、サヨナラ負けを喫したものの、能力の高さをアピールした。

 大学卒業後は社会人野球に進む予定だった。だが、2度の偉業に加え、4年間で10キロ上がった球速、大学日本代表のエース格としてユニバーシアード連覇に貢献した実績が、心境の変化をもたらした。「大学で成長できたことが自信につながった」と、プロへの挑戦を決意した。

 愛工大名電高時代の1学年先輩だった浜田達郎は、12年ドラフトで中日から2位指名されたが現在は育成選手。15年の巨人1位・桜井も結果を残せてはいない。「厳しい世界だとは思います。でも、いける時に挑戦したい。40歳くらいまで投げられるような投手になりたい」。迷いはもう、ノーノーだ。(種村 亮)

 ◆東 克樹(あずま・かつき)1995年11月29日、三重・四日市市生まれ。21歳。三重北小1年から「三重クラブ野球少年団」で野球を始め、大池中時代は「四日市トップエースボーイズ」に所属。愛工大名電高では1年夏からベンチ入りし、甲子園に春夏3度出場。大学では1年春からリーグ戦出場。170センチ、74キロ。50メートル走は6秒6。遠投は90メートル。左投左打。家族は両親と弟。

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