北翔大152キロ右腕・伊藤、日本生命入り「2年後にはプロ」

2017年11月4日7時50分  スポーツ報知
  • 1年目からの活躍を誓った北翔大・伊藤

 北翔大の最速152キロ右腕・伊藤勝大(4年)=旭川明成高出=が来春、社会人野球屈指の強豪・日本生命入りすることが3日、分かった。道内の高校、大学を経ての同チーム入部は初めて。都市対抗4度の優勝を誇る名門に飛び込む右腕は「強豪で鍛えて2年後にはプロ入りしたい」と、新天地での活躍を思い描いた。

 中学、高校までは無名の2番手投手。旭川明成高3年時に最速141キロを計測したが「ただ球が速いだけだった」。だから努力は惜しまなかったという自負がある。大学では独学でトレーニング法を学び、毎日3時間の筋力トレ。体重は入学時から20キロ増の83キロに達し、今秋のリーグ戦の北大戦では今季の道内最速となる152キロもマークした。

 大学4年間で通算9勝と、全国舞台には縁がなかった。だが、今春に大西昌美監督(60)の知人の紹介で、日本生命の練習に2日間、参加。対戦形式の打撃練習に登板した際、打者6人に2安打を打たれたが、日本生命関係者からはボールのキレとスピードを評価されて、『内定』を勝ち取った。伊藤も「社会人屈指のチーム。うれしいより驚きです」と笑った。

 これまで、母・千穂さん(52)に女手一つで育ててもらってきた。中学時代は一度、硬式のクラブチームに入部したものの、1年で辞めた過去がある。伊藤は「(当時は)自分勝手にやっていた。金銭面でも負担を掛けたので、プロの1軍で投げる姿を見せて恩返しがしたい」。2019年のドラフトを見据え、西の名門で牙を研ぐ。(清藤 駿太)

 ◆伊藤 勝大(いとう・しょうた)1995年6月25日、旭川市生まれ。22歳。旭川大有小1年から野球を始め、旭川北門中3年時に投手として全道中学に出場。旭川明成高では背番号10で、3年夏の旭川地区代表決定戦進出が最高。大学では1年春からベンチ入り。4年間通算46試合に登板し9勝。右投左打。177センチ、83キロ。家族は母、弟2人。

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