【明治神宮大会】慶大・倉田、2浪で入学「苦労して良かった」4年最後の秋に自身初全国挑む

2017年11月9日6時30分  スポーツ報知
  • キャッチボールする倉田(右)と楽天2位の岩見

 明治神宮野球大会は9日に開会式が行われ、10日から熱戦がスタートする。大学の部では、かつて「浜松のイチロー」と呼ばれた慶大4年・倉田直幸内野手(24)が、日本一に挑む。先月30日の早慶2回戦で適時打を放ち、7季ぶり35度目のリーグVに貢献。神宮大会は自身初全国で「苦労して慶大に入って良かった」と、喜びを口にした。

 浜松西高3年夏で3回戦敗退後、「早慶戦に憧れ」早大一般受験したが、失敗した。1浪時代は慶大一本に絞って不合格。2浪目は都内の予備校寮で下宿し、20歳で見事パス。だが「2年間野球をしてないのに加え、レベルが高かった。1年は雑用もきつく辞めようと悩んだ」と振り返る。

 飛躍の契機は同じ浪人経験者で、楽天2位指名の岩見雅紀外野手(23)だった。今秋にリーグ史上初の5戦連続本塁打をマークし、歴代3位の通算21本塁打の男に「強くバットを振るのではなく、ボールを強く当てろ」と教わった。3年春に二塁手のレギュラーへ。昨冬肝臓の病気で入院。春季キャンプは不参加も今春にベストナイン獲得。元近鉄の大久保秀昭監督(48)も「努力の成果」と、目を細める。

 卒業後は野球をやめ、三井住友海上に入社する。「父(丈資さん)が損保勤務で、同じ仕事をしたかった」。初戦は環太平洋大戦(11日)。最初で最後の全国大会で、倉田が慶大を00年以来の日本一に導く。

 ◆倉田 直幸(くらた・なおゆき)1993年8月2日、浜松市生まれ。24歳。内野手。浜名中から浜松西高へ進学、3年春は県4強、夏は3回戦。2浪後に慶大入学し、2年秋にリーグ戦初出場。4年春に二塁手でベストナインを獲得。右投左打。183センチ、76キロ。家族は両親と姉2人。

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