【明治神宮大会】東洋大を46年指揮・高橋監督、花道飾れず 後任には杉本氏

2017年11月15日7時30分  スポーツ報知
  • 5回2死一塁、代打・中川(右)を告げる東洋大の高橋監督

 ◆明治神宮野球大会第5日 ▽大学の部・準決勝 日体大4―0東洋大(14日・神宮)

 大学の部は、今大会で退任する高橋昭雄監督(69)が率いる東洋大(東都大学)が準決勝で日体大(関東5連盟第1)に完封負けした。

 涙はなかった。最後の指揮を終えた東洋大の高橋監督は、号泣するナインをねぎらった。「お前たちは、俺の宝だ」。23歳の監督就任から46年。有終Vこそ逃したが、東都大学リーグ歴代最多の542勝を誇る指揮官の表情は、晴れ晴れとしていた。

 主力のアクシデントが響いた。エースで主将の飯田晴海(4年)が、準々決勝で発症した右肘痛で登板回避。大学日本代表の中川圭太は、リーグ最終戦で右太もも裏を肉離れ。この日は、強雨にもかかわらず強行出場した。監督を日本一に―。ナインは、心を一つにして戦い抜いた。

 後任は教え子で、西部ガス監督を務めていた杉本泰彦氏(58)が務める見通し。指揮官は「総監督」などの立場でかかわっていくとみられる。「選手にとっては大学の先輩であり、監督の経験者でもある。相談に乗れればいいなと。さみしくなるけど(大学時代から)50年間、同じユニホームを着て頑張れたのは感謝しないといけない」。戦国東都を支えた名将の戦いが、幕を閉じた。(青柳 明)

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