【六大学】慶大、東大に大勝 大阪桐蔭で主将務めた1年・福井が代打デビューで適時打

スポーツ報知
東京六大学野球史上初の女性主務としてベンチ入りを果たした慶大の小林由佳さん

◆東京六大学春季リーグ第1週第1日 ▽慶大15―0東大(14日・神宮)

 春季リーグ戦が開幕。昨秋に続く連覇を狙う慶大は、昨春のセンバツを制した大阪桐蔭で主将を務めていた福井章吾内野手(1年)が代打で登場し、右前に適時打を放つ上々のデビューを飾った。

 大阪桐蔭から初めて慶大野球部に入った福井は、開幕スタメンこそ逃したが1年生ながらベンチ入り。を果たした福井は8点リードの8回2死一、二塁で代打で登場。3ボール1ストライクからの5球目、内角高めの直球を詰まりながらも右前に運び、初打点を記録した。

 木製バットへの対応に苦しみ、1週間ほど前まではBチームにいたというが、リーグ戦の開幕に合わせるかのように調子を上げ、Aチームに昇格。「直球が来ると思って、食らいついた結果です。あまりいい当たりではなかったですが、力が出せてよかったです」と笑顔を見せた。

 試合は東大投手陣の13四死球という乱調にも助けられ、14安打15得点で大勝発進した。

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