【六大学】明大、星野さんに捧げた1勝
スポーツ報知
◆東京六大学野球第2週第1日 明大9―2東大(21日、神宮)
明大ナインが、逆転勝ちで闘将に白星をささげた。今季初戦となった東大戦前、OBで1月4日に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった楽天・星野仙一副会長(享年70)の追悼セレモニーを実施。喪章をつけてプレーしたナインは、14安打9得点で東大を圧倒した。立大は、今秋ドラフト上位候補右腕の法大・菅野(かんの)秀哉(4年)を攻略し、先勝した。
3年生エース右腕の森下暢仁(まさと)が、粘投で勝利を呼んだ。星野氏追悼セレモニー直後の初回に先頭打者アーチを許したが、自己最速を更新する151キロの直球を軸に6回4安打2失点7奪三振。「気持ちの強いピッチングを見習っていかないといけない」と思いをはせた。