【関西学生】立命大４季ぶり３８度目Ｖ…辰巳２８人目１００安打、最多１２３安打目指す

◆関西学生野球　▽３回戦　立命大４―１近大（２０日・甲子園）

　関西学生野球は、立命大が近大を破り、４季ぶり３８度目の優勝を飾った。２年ぶり１８度目の全日本大学選手権（６月１１日から７日間・神宮ほか＝報知新聞社後援）出場を決めた。今秋ドラフト候補の立命大・辰己涼介（４年）が、史上２８人目のリーグ戦通算１００安打を達成した。関西六大学野球は、大商大が４季連続１７度目（旧リーグを含む）の優勝と２年連続９度目の全日本大学選手権出場を決めた。また、その他の全国５リーグでも優勝が決まり、大学選手権出場を決めた。

　辰己が甲子園でダブルの歓喜を味わった。初回の二塁打で通算１００安打に到達し、５回の三塁内野安打で１０１安打に。「優勝もプレゼントしてもらって最高でした」と４季ぶりＶをかみしめた。今季は主将として打率４割５分、１本塁打、５打点でチームを引っ張った。「次の新記録は目指していきたい」と、元大リーガーで現オリックス２軍監督の田口壮（関学大）が持つリーグ記録の１２３安打を見据えた。

　全日本大学選手権は３度の準優勝が最高成績。「てっぺんを取れるようやっていきたい」と日本一を誓った。