【六大学】明大がサヨナラ負けでV逸…OB星野さんに優勝届けられず
スポーツ報知
◆東京六大学野球春季リーグ第7週第1日 ▽法大6x―5明大(26日・神宮)
慶大と優勝を争う明大が法大に敗れ、慶大の2季連続36度目のリーグ優勝が決まった。V争いは2校に絞られており、明大が望みをつなぐには連勝が条件だった。
明大は3点を追う9回、今秋ドラフト候補の渡辺佳明遊撃手(4年=横浜)の左前適時打などで同点に追い付いた。
この日はナイターでヤクルト戦が行われるため、同点なら連盟規定で9回打ち切りが決まっていた試合だったが、直後にルーキー右腕の竹田祐(履正社)が、サヨナラ打を浴びた。
ナインは今年1月に亡くなったOBの星野仙一さんに優勝を届けようと執念を見せたが、あと一歩及ばなかった。善波達也監督は「優勝を目指してやってきましたけど、残念な結果になって申し訳ない気持ちです」と肩を落とした。