全日本野球協会次期会長に山中正竹氏「日本の野球を発展させていきたい」

スポーツ報知
山中正竹副会長

 アマチュア野球を統括する全日本野球協会(BFJ)は29日、都内で理事会を行い、山中正竹副会長(71)=侍ジャパン強化本部長=が会長に就任することを決めた。市野紀生会長(77)が任期途中で退任することに伴うもので、任期は1年。

 山中氏は法大時代、東京六大学リーグ記録となる48勝をマーク。社会人・住友金属でプレー後は監督も務めたほか、88年のソウル五輪では日本代表コーチ、92年のバルセロナ五輪では日本代表監督として、それぞれ銀メダルと銅メダルを獲得するなど、豊富な国際経験を誇る。

 また、94年から2002年まで法大の監督を務めた後は、横浜(現DeNA)の役員を務めた経験もあり、プロ・アマ双方の球界に精通しているという強みもある。

 山中氏は「プロとアマが力を合わせて日本の野球を発展させていきたい。今までにいろんなこと(バルセロナ五輪代表監督や横浜のフロントなど)を経験し、勉強させていただいてきた。それを強みにしていかなければいけない」と意気込みを語った。

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