【東都】中大、日大に快勝!1部残留を決めた

スポーツ報知
5回途中から登板し無失点に抑えた中大・伊藤はガッツポーズ

 ◆東都大学野球春季リーグ戦1、2部入れ替え戦最終日 ▽中大6―1日大(21日・神宮)

 1部6位の中大が2部1位の日大に快勝し、2勝1敗で1部残留を決めた。中大は11年秋(対拓大)、16年春(対青学大)に続き、これで3度連続で初戦を落としてからの連勝で残留。驚異の粘り強さで、08年秋から守り続けている1部の座を死守した。

 中大は初回、18日の1回戦で延長11回完投勝ちを許した日大の先発・上原進(4年・山梨学院大付)を攻め、1死二塁から3番・内山京祐三塁手(2年・習志野)の右前適時打で先制。2回には8番・小野寺祐哉一塁手(3年・白鴎大足利)の2ランが飛び出すなど、3回までに5点を先取し、上原をKO。投げては、4点リードの5回途中から登板した3連投のエース右腕・伊藤優輔(4年・小山台)が無失点救援を見せた。

 先発全員の13安打6得点の攻撃に、中大の清水達也監督(54)は「打てない打てないと言われてきたので、本当によかった。寮の食堂でも、(日大戦の)ビデオを流しながら食事をとったり、何でもやってきた」と安堵の表情だった。

 敗れた日大は昨秋以来、2季ぶりの1部復帰を逃した。

野球

×