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オリックス・金子とG大阪・遠藤にみるベテランの「限界への挑戦」

2017年6月14日16時0分  スポーツ報知
  • オリックス・金子

 先日、ある場所で頭に打球が当たった。と言っても大丈夫なのだが、検査してくれたお医者さんから「この際、生活習慣にも気をつけた方がいい」と指導された。不規則な生活をしているから当然のこと。さすがにマズいと思い、炭水化物を抜いて(夜だけ)3週間ほどになる。前フリはこれくらいにするとして、やっぱりしんどいし、ストレスもたまる。そんな時に思い返しているのが「限界に挑戦する」という言葉だ。

 今年2月。オリックスの宮崎キャンプで、金子投手は「年齢も年齢(33歳)なので、なかなか若い時のようにはいかない。それでも常に、限界を越えようと思って練習をしてますよ」と打ち明けた。「練習で泣いて試合で笑う」とは、彼が追いかけている一つのテーマ。例えばメニューに「ランニング10~15本」とあれば、必ず15本を走るようにするそうだ。

 今でも日本サッカー界の第一線で踏ん張っている大黒柱、G大阪・遠藤選手も同じだった。1月で37歳になったが、35歳を超えたあたりから「今しかやれないことをやる。後悔してからじゃ遅い」という言葉を聞くことが増えた。あまり好まなかった筋力トレーニングは続けて長いし、逆に「ストレスにならないように…」と食べたいものを食べるようになったのも変化だろう。つい先日、少し話をしたときもそう。「全然(体は)元気。試合をやり続けてる方がいい」と実に力強かった。

 そんなトップアスリートに刺激をもらうこと自体が失礼だが、小さな世界でちょっとだけ己と戦っている僕。ごちそうの誘惑に負けている場合ではない。(記者コラム・長田 亨)

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