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まさか「プロ野球総選挙」で“落選”した福本豊氏の姿がスタジオから消えた

2018年1月24日16時0分  スポーツ報知
  • 福本豊氏

 まさかのランキングが球界関係者の間で話題になった。1月8日にテレビ朝日系で放送された「ファン1万人がガチで投票! プロ野球総選挙」。現役、OBごちゃ混ぜで「歴代のすごい選手」を野手部門と投手部門に分けて、20人を選出したのだが、発表された順位は予想外だった。

 個人的に一番驚いたのは、スタジオにゲスト出演していた福本豊氏が圏外だったこと。阪急黄金時代の不動の1番打者として、歴代1位の1065盗塁を誇り、通算2543安打も歴代5位。ゴールデングラブ賞は歴代最多の12回。走攻守に加え、国民栄誉賞を辞退する際の「立ちションベンもできんようになる」の発言など数々の逸話を持つ、記録にも記憶にも残るレジェンドだ。

 放送前に福本氏と会った際には「ノムさん(野村克也氏)と話もできたし、楽しかったわ」と、ご機嫌だったので、当日の放送を見るまで、ランクインを疑っていなかった。ところが、20位から発表された名前は「えっ!?」と思う選手が何人か入り、歴代1位の通算3085安打の張本勲氏や、歴代3位の通算本塁打の門田博光氏、ミスター赤ヘルの山本浩二氏の名前がない。そして、福本氏も。テレ朝も、ランクイン間違いなしと出演をオファーしたはずだが…。

 呆気にとられながらのエンディングでは、福本氏の姿が消えていた。「怒って帰ってしまったのでは」と、私の周囲でも話題になっていたので、本人に真相を確かめた。「ああ、アレな。新幹線の終電に飛び乗ったんや。次の日の朝の便も満員で空いてなかったから。全然怒ってなんかないよ」と、器の大きなさすがの答え。それにしても、選考基準や、どこのどういう1万人に聞いたかなど、あまりにザックリしすぎた「総選挙」だった。(記者コラム・島尾浩一郎)

 番組で発表された「野手部門」のベスト20は以下の通り。〈1〉イチロー〈2〉王貞治〈3〉長嶋茂雄〈4〉大谷翔平〈5〉松井秀喜〈6〉落合博満〈7〉野村克也〈8〉バース〈9〉金本知憲〈10〉内川聖一〈11〉秋山翔吾〈12〉稲葉篤紀〈13〉掛布雅之〈14〉菊池涼介〈15〉クロマティ〈16〉衣笠祥雄〈17〉新庄剛志〈18〉阿部慎之助〈19〉古田敦也〈20〉秋山幸二

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