トヨタ自動車が初優勝…今秋ドラフト候補の藤岡が大活躍

2017年3月14日21時31分  スポーツ報知
  • 東京大会で初優勝したトヨタ自動車のナイン

 ◆社会人野球東京大会最終日 ▽決勝 トヨタ自動車6―1ホンダ(14日・神宮)

 昨年の都市対抗を制したトヨタ自動車が、初優勝を飾った。今秋ドラフト候補の1番・藤岡裕大遊撃手(23)が、ダブルヘッダーの準決勝・東京ガス戦で8回に右越えの決勝ソロ。ホンダとの決勝では、7回に二盗から決勝のホームを踏み、8回にはプロ注目の最速153キロ左腕・永野将司(24)から左前適時打を放って、頂点に導いた。

 藤岡の進化が、わずかな「間」に凝縮されていた。決勝で両チーム無得点の7回。先頭で四球を選ぶと、次打者がバントをファウルし、2ストライクに追い込まれた。ここで、一塁走者の藤岡がタイムを要求した。直前のけん制で帰塁したときについたベルトの土を払ったが、真意は異なる。「打者が2球で追い込まれたので、1度、冷静になれるように間を取った」

 結果的にはスリーバント失敗。それでも、藤岡が直後の打者の初球で二盗を決め、ミスをカバー。決勝の生還につながった。「亜大時代から周りを見るように意識していたけど、社会人になって、さらに気を使うようになった。チームで束になって、抜け目なく戦わないといけない」

 亜大では主に三塁で、東都大学リーグ歴代9位タイの通算104安打をマークしたが、4年秋のドラフトで指名漏れ。昨年の社会人1年目は右翼で、今年から源田(西武ドラフト3位)が抜けた遊撃を任される。「今までは、まず自分の結果を求めていた。都市対抗を連覇しないといけない。勝つために自分の仕事にこだわる」。チーム全体に気を配り、選手としての機は熟してきた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
その他
今日のスポーツ報知(東京版)