富山、2年ぶり前期優勝…5投手必勝リレーで滋賀に大勝

2017年6月18日7時0分  スポーツ報知
  • ホームで優勝を決め、選手に胴上げされる吉岡監督

 ◆BCリーグ 富山16―1滋賀(17日・高岡市営城光寺)

 西地区首位の富山GRNサンダーバーズが、16―1で同4位の滋賀に圧勝し、2015年後期以来となる前期優勝を飾った。先発右腕、バリオス(28)が序盤から好投すると、3回までに本塁打4本が飛び出して大量9点のリード。滋賀を寄せ付けず、最後は5投手による必勝リレーで試合を締めくくった。優勝した富山は、地区チャンピオンシップ(9月16~18日)に出場が決まった。

 優勝が決まると、ベンチから選手全員が飛び出した。観客席からは紙テープが舞い、万歳三唱が沸き起こった。胴上げされた吉岡雄二監督(45)はゆっくりと6度、宙を舞う。「浮いている瞬間は、達成感がありました。ファンの前で優勝を決められたのは良かった」と笑顔を浮かべた。

 大一番のプレッシャーも、連続ホームランで吹き飛ばした。初回はナインに硬さも見られたが、2回先頭で元巨人の5番・長江翔太右翼手(25)がバックスクリーンへ特大の5号を放てば、同2死一、二塁では1番・ペゲロ(29)が4試合連続の左越え3ラン。意外性の9番・沢田泰輔捕手(25)は「前期の集大成。いい流れの中で打たせてくれたのかな」と3回1死二、三塁では左越え3ランでダメ押しした。

 「ホームランで雰囲気が変わった」と吉岡監督も驚いた、4本塁打を含む14安打の猛攻で圧倒した。

 オフの補強が実った。昨季は前期4位、後期3位と低迷する中、6人の外国人選手を獲得。永森茂社長は「しっかりとした代理人に出会えた。実績のある選手が獲得できた」と振り返る。過去には助っ人の不振に悩まされてきたが、今年は6人全員がリーグトップレベルの実力を発揮。また、中京圏に編成担当を派遣し、日本人選手を発掘。大卒など実績ある選手10人が加入し、チームの軸となった。

 チーム打率2割8分8厘、防御率2.71は共にリーグトップで、勝率6割4分7厘も過去最高だ。「後期チャンピオン、独立リーグ日本一を目指して戦いたい」と永森社長。過去最強メンバーで、次なる頂点を目指す。(中田 康博)

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