BC富山、完全制覇へ後期開幕戦で18安打大勝

2017年6月25日8時10分  スポーツ報知
  • 3回に4得点を挙げ、盛り上がる富山ベンチ

 ◆BCリーグ 石川4―10富山(8日・石川県立)

 西地区で前期優勝の富山GRNサンダーバーズは、石川ミリオンスターズに10―4で快勝し、後期開幕戦を白星で飾った。富山は初回から自慢の猛打が爆発して3点を先制。3回には9番・沢田泰輔捕手(25)の左越え3ランも飛び出し、試合の流れを呼び込んだ。チームで18安打を放ち、今季5度目の2桁得点で圧倒した。

 富山の勢いが止まらない。初回は先頭から5連打で3点を奪うと、3回にはホームラン攻勢だ。先頭で4番・ジョニー一塁手(30)が右越え場外弾。2死一、二塁では9番・沢田の左越え3ランが飛び出した。沢田は「ストレートを思い切って振りました。前期で優勝し、いい流れで試合に入れています」と満面の笑み。前期優勝を決めた勢いのまま、勝利を飾った。

 チーム打率2割9分3厘はリーグトップ。3割6分3厘の1番・ペゲロ右翼手(29)と、3割8分7厘の4番・ジョニーがチームを引っ張る。吉岡雄二監督は(45)は「能力の高い選手がそろった。周りが打つので、つなぐ意識が高く、リラックスした状況を作れる」と分析。この日も2人に引っ張られるように、日本人選手も安打を量産。18安打を放って石川を圧倒した。

 普段の練習で、打撃コーチも担うのが吉岡監督だ。巨人時代は長嶋茂雄監督のもとでプレーし、近鉄では「いてまえ打線」の一角を担った。その経験を生かし、練習では細かな事までアドバイスし、1人の選手と1時間以上、話し込むこともある。ホワイトソックスでマイナー経験のあるジョニーは「監督とは、いろんな話をしている。その中でうまくなった」と、打率は昨季の3割2厘から大幅にアップした。

 後期は若手選手にチャンスを与えながら優勝を狙う方針だ。「いいスタートを切れた。チーム一丸となって後期も優勝したい」と沢田。強力打線と若手育成で、前後期完全制覇を目指す。(中田 康博)

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