女子の侍U18がアジア杯へ出発、男子U18より先に頂点取る

2017年8月31日9時35分  スポーツ報知
  • アジア杯に向け香港へ出発した、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」ナイン

 2日から香港で行われる女子野球の第1回BFAアジア杯に出場する、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」が31日、成田空港から現地に出発した。U18の女子高生で編成された20人は、同時期にカナダで戦う男子U18との“兄弟優勝”を誓った。

 全員が代表初選出、海外に行くのも初めてという選手もいる中、これまで大会技術員として多くの国際大会に携わってきた橘田恵監督(34)が緊張を和らげた。28日に出発したU18男子代表はバットが届かないアクシデント。「海外に行くと、こういうことは予想される。(アクシデントが)あるものと思って準備しよう」。世界一に挑む同世代の試練も、良い教科書になった。「海外経験の無い選手が多いので、どれだけ適応できるかが不安。でも野球に関しては問題なく、日本に不利なことが起こっても、初代チャンピオンを確実に狙いたい。アジア杯と(男子のU18)W杯は違うが、私たちは優勝だけでなく、日本の高校生はこれだけ出来るんだという見本になれれば」と、アジア女子野球界の底上げまで先を見据えた。

 カナダで日の丸を背負って戦う“同窓”と共に頂点を取りたいと意気込んだのは、三塁手の阿部希(福知山成美)。U18メンバー入りしている仙台育英の西巻賢二主将は、小学6年の時(2011年)に、NPB12球団ジュニアトーナメントに楽天の三遊間としてプレーした、かつての仲間。大阪桐蔭戦で、奇跡を呼ぶ気迫の一塁ヘッドスライディングを見せた若山壮樹もその一人。今年の甲子園には8人の同窓が出場した。

 「テレビであのシーンを見ていて、流れって怖いと思いました。若山くんに『持ってるねえ』とメールしたら『ジャパン頑張って』と返ってきた。西巻くんとは連絡取っていないけれど、小学校の時から目標にしてきた選手。頑張ってほしい」と阿部。女子の優勝が決まるのは7日と、男子決勝の11日(日本時間)より早いため「女子がアジア一になって、一足先に頂点に立ちたい」と決意を語った。

 一方、主将の吉井温愛(はるえ=履正社)は、「日本を背負うという気持ちが出てきた」と語るが、海外は今回が初。「ワクワクもある一面で不安もあります」と心境を明かしたが、高校最後の夏を「楽しめれば」と語っていた。

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