独立リーグ・BFL兵庫と和歌山が高校と提携、育成チームでプロ入り支援

2017年11月7日13時1分  スポーツ報知
  • 会見する兵庫・和歌山の高下沢球団代表兼GM(中央)と、(左から)和歌山・山崎章弘監督、向陽台高・井上修副校長、1人おいて、神村学園・神村裕之副学園長、近畿医療専門学校・小林英健理事長

 関西を拠点にする野球の独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグ(BFL)に所属する兵庫と和歌山が7日、大阪市内で2018年度から兵庫は大阪・向陽台高と、和歌山は鹿児島・神村学園高と、それぞれ教育提携を結び、育成チームを立ち上げる「新育成シテム」を発表した。

 同リーグはプロ経験者の高いレベルでの指導により、プロ野球を目指す選手育成を目指している。来年度から発足する育成チームは、両チームの1軍の下部に位置づけられ、「教育リーグ」として活動する。いずれも入団テストに合格した31名ずつの受け入れを予定。それぞれの高校の通信制で学びながら、学年に関係なく、プロを目指して腕を磨く。神村学園高では2005年のセンバツで準優勝するなど、甲子園出場経験の豊富な高野連加盟の全日制の生徒の所属する野球部があるが、今回の提携で受け入れる生徒は、すべて通信制に所属。高野連に選手登録は行わず、部活動とは一線を画すことになる。

 同リーグでは2013年から兵庫が、芦屋大と教育提携を結び、その後、近畿医療専門学校とも提携。今年のドラフトで楽天の5位指名を受けた兵庫・田中耀飛外野手(21)は、芦屋大に通いながら、兵庫に所属して腕を磨いた。今季は打率4割2分2厘、15本塁打でリーグ2冠。MVPに選ばれた。「自分のスイングを磨く中で、元プロ野球選手の方の指導を受けて、力強いスイングとなりました」と振り返った。そのノウハウがさらに広がりを見せることになる。

 「ちゃんとやる選手、もしくは今、くすぶっていて、新しいチャンスを得たい、という選手に対して、もう少し成功する道を準備したい、というのが今回の企画の内容です。既存の道ではなく、もう一つあると信じて、これからそれを作っていきたい」と兵庫・和歌山の球団代表兼GMである高下沢(こうげ・たく)氏(33)は説明した。

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