【女子野球】10年ぶり女子リーグ復帰の吉田えり“男村田”刺激に指導者として「勝っていきたい」

スポーツ報知
選手兼監督として出場する吉田えり

 世界最大の女子硬式野球リーグ・ヴィーナスリーグ(報知新聞社、読売巨人軍など後援)の17年目シーズンが22日、開幕。埼玉・加須きずな球場で開会式が行われた。

 今季は過去最大となる48チーム・834人が参加、4部とU15リーグに分かれ、7月までに208試合が行われる。BCリーグなどで男子とプレーしてきた“ナックル姫”こと吉田えり(26)も、新規参入した「エイジェック・ゴールドジム」(栃木)の監督兼選手として、10年ぶりに女子野球界に復帰。指導者の経験はなかったが、昨年所属していた「栃木ゴールデンブレーブス」の親会社が女子野球チームを新設するにあたり、「栃木で女子の社会人チームがなかったので、普及のために携わりたい」と新たな道に挑戦することになった。

 「栃木ゴールデンブレーブス」には今季、元巨人の村田修一(37)が加入。ともに練習することはないというが、「(チームメートによると)すごく刺激になっていると言っていました。私もプレーを見てみたい」と吉田。兄チームに入った“男村田”に影響を受けて、目の前の試合に一つずつ勝っていきたいと語った。

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