【BCリーグ】栃木・村田、太もも故障も強行代打で打点

スポーツ報知
8回1死二、三塁、代打で打席に立ったBC栃木・村田(中)は三ゴロに倒れる(投手・巽、捕手・岸田)

◆交流戦 BC栃木7x―6巨人3軍(11日・小山運動公園)

 独立リーグ・BC栃木からNPB復帰を目指す前巨人の村田修一内野手(37)が11日、栃木・小山で行われた巨人3軍との交流戦に代打で出場した。

 栃木ではこの日からの3連戦を「男・村田祭り」と銘打ち、記念グッズの販売など古巣との対決ムードを盛り上げたが、残念ながら“主役”は右太ももの故障でベンチスタート。それでも「何とか野球をしている姿をお客さんに見せたい」と、試合途中から素振りを繰り返し、2点を追う8回1死二、三塁の好機に代打で登場。1574人の観衆からの声援を背に、三ゴロで走者を本塁に迎え入れた。

 試合は7―6でサヨナラ勝ち。若きチームメートと手にした勝利に、村田は「(巨人の)懐かしい人とも会って、また刺激をもらえた。万全の状態ではないが、これも試練。できる範囲で野球をしていきたい」と話していた。(星野 和明)

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