早実・清宮が人生初「センター」 4・2春都予選初戦から大胆コンバート

2016年2月28日6時0分  スポーツ報知

 早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)が、中堅にコンバートされることが27日、分かった。春季高校野球東京都大会1次予選(3月13日開幕)、本大会(4月1日開幕)の組み合わせ抽選が都内で行われ、清宮は新たに背番号8で登録された。昨年の同校公式戦ではすべて一塁で出場したが、今年は初の外野で挑む。早実は4月2日の本大会1回戦(相手は未定)から登場。上位2校は春季関東大会(5月21日開幕、群馬)に出場する。

 184センチ、97キロの清宮が、プロでも異例の超大型センターとして躍動する。この日、春季都大会の抽選で1次選手登録が行われ、清宮は背番号8と記された。国定貴之部長(31)は「おそらく一塁ではなく中堅になる。(小、中学を含め)これまで試合で守ったことはないと思う」と仰天の転向プランを明かした。

 昨年末の千葉・鴨川キャンプで、和泉実監督(54)は「適性を見ながら、いろんなものを試したい。投手と捕手以外は、みんながどこでも補えるようにしないといけない」と清宮の内外野ユーティリティーを含めた大胆なコンバート案を示唆していた。主砲は練習で三塁、遊撃と試されたが、二遊間を含めたセンターラインの強化を図ったところ、新たな中堅として白羽の矢が立った。

強肩かつ俊敏 東京北砂リトル時代に投手で最速130キロを誇り、世界一に導いた鉄砲肩は、遠投100メートルと健在。大柄な体格にして50メートル6秒5と俊敏で、柔軟性も併せ持つ。すでに練習では外野でノックを受けて、フライ捕球も器用にこなしているという。2年連続の夏の甲子園出場に向けて、一塁との二刀流オプションにとどまらず、中堅が新たな定位置となりそうだ。

 昨年は同じ東京勢の関東第一のオコエ(楽天ドラフト1位)が、中堅として快足を生かしたプレーで、夏の甲子園、U―18W杯を沸かせた。高校日本代表の先輩からフットガードを譲り受けた清宮は、「甲子園で優勝できなかった思いが強い。また戻るための活力、糧にして、頂点を目指したい」と語っていた。スケール感たっぷりの巨体からあふれ出す怪力で、新時代のセンター像を築いていく。

 ◆清宮 幸太郎(きよみや・こうたろう)1999年5月25日、東京都生まれ。16歳。早実初等部4年で東京北砂リトル入団。調布シニアを経て、早実で1年春から3番・一塁。昨年は日本代表を含め公式戦27試合で105打数41安打、打率3割9分、7本塁打、38打点。練習試合を含め高校通算22本塁打。184センチ、97キロ。右投左打。

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