清宮最後の夏はオール神宮を検討!フィーバーを考慮

2017年5月9日6時0分  スポーツ報知
  • 4月27日に神宮球場で行われた春季都大会決勝の早実・日大三戦

 今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が「最後の夏」に懸ける西東京大会で、初戦から決勝まで早実戦をすべて神宮球場で行うことが検討されることが8日、分かった。近年の同大会で神宮を使用するのは準々決勝以降だが、東京都高野連は清宮フィーバーを考慮。実現すれば、春の都大会決勝に続き、夏も神宮の杜(もり)が清宮祭りになる。

 高校通算92発を誇る主砲のラストサマーに、ふさわしい舞台の準備が進められる。都高野連の武井克時理事長は、夏の早実戦のオール神宮開催に向けて「これから検討する。観客が球場に入りきれない事態だけは避けたい」と説明した。

 夏の西東京大会では13年以降、東東京と隔年の開幕戦を除き、神宮を使用するのは準々決勝からだった。上位シード勢の5回戦までの試合は、神宮(3万1828人収容)に次いで収容人員の多いダイワハウススタジアム八王子(1万1289人収容)、立川を中心に開催。早実の試合は清宮の1年時に続き、ノーシードだった昨夏も5回戦まで八王子で行われてきた。

 怪物の最終学年を迎え、春の都大会決勝(日大三戦)は安全面を考慮して、神宮第二のデーゲームから高校野球で初の神宮ナイターに変更。4時間2分に及ぶ延長12回の激闘に観衆2万人が熱狂した。夏も多数の来場者が見込まれる。

 春王者の早実は、夏の西東京大会で第1シード。通常なら初戦の3回戦から5回戦まで八王子開催だが、球場一塁側スタンドの後方がせり上がった土手になっており、武井理事長は「外から丸見え。大勢が集まった場合、人が倒れる危険性もある」と指摘。「カードを見て検討する」と早実戦では決勝まで神宮をフル稼働させる案を話し合う。6月17日の抽選会に合わせ、万全の清宮シフトを敷く。

 ◆昨夏までの西東京大会での清宮フィーバー

 ▽15年 5回戦まで他球場より収容人員が多い八王子市民球場を割り当て。神宮初見参の準々決勝では、通常は球場周囲で行うウォームアップの場所を、外野席入り口前通路に変更。都高野連の役員と球場警備員が警護した。決勝・東海大菅生戦では観衆2万8000人が逆転勝ちに沸いた。

 ▽16年 5回戦でダイワハウススタジアム八王子(1956年開場)最多の観衆1万1000人が集結。準々決勝で敗れたが、神宮の外野席が開放され、斎藤(現日本ハム)を擁した06年夏の決勝・日大三戦に並ぶ2万3000人が詰めかけた。

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