【山梨】吉田、5年ぶりの8強 エース加藤が11K完投

2017年7月18日8時0分  スポーツ報知
  • 上野原戦で2失点完投した吉田のエース左腕・加藤
  • 2―2の3回無死二、三塁で一塁強襲の勝ち越し2点打を放った吉田の4番・加藤

 ◆全国高校野球選手権山梨大会 ▽3回戦 吉田5―2上野原(17日・山日YBS球場)

 3回戦2試合が行われ、8強が出そろった。吉田は5―2で上野原を下し、5年ぶりの8強進出を決めた。エース左腕・加藤大貴は2失点11奪三振で2戦連続完投勝利。打っても、4番打者として3回に一塁強襲の勝ち越し2点打を放った。

 吉田のエース左腕・加藤が、一気にトップギアまで上げた。5―2の9回無死満塁のピンチを、圧巻の3連続三振で試合を締めた。「自分の中で一番自信のある球はストレートだと思い返した。とにかく仲間を信じて思い切り、腕を振るだけだった」。2死後、上野原の1番・滝口には自己最速を2キロ更新する133キロをマーク。この日11個目の三振を奪って5年ぶりの8強に導くと、マウンド上で静かに左拳を握りしめた。

 初戦のシード校・帝京三戦に続く2試合連続の完投劇。背番号1の132球を見守った長田敏夫監督(54)は「夏場の疲れはあったと思うが、ピンチがあっても彼を代える理由はない」と褒め上げた。上野原とは、年に数回の練習試合をこなす間柄で、加藤の配球は研究され尽くしていた。序盤は、決め球の外角直球を狙われ、3回までに2失点も、4回以降は一転して強気な内角攻めにスタイルチェンジ。スコアボードに「0」を並べた。

 いざ「リベンジ舞台」へ エースで4番打者の大黒柱は、バットでも魅了した。2―2の3回無死二、三塁には、一塁強襲の勝ち越し2点打。「投球もそうだけど、打席にも強い気持ちで立った。苦戦していたので結果が残せてうれしい」と、歓喜を応援席まで届けた。

 1989年夏以来の甲子園出場まであと3勝。20日の準々決勝に立ちはだかるのは、この日22安打26得点した東海大甲府だ。昨秋の3回戦では2点差惜敗(2●4)しているだけに、加藤は「やっとリベンジの舞台までたどり着けた。今大会のような低めのストレートを意識すれば、そうそう得点は奪われないはず。やる気十分です」。中2日で臨む大一番でも、マウンドを譲る気はない。(小沼 春彦)

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