【大阪】履正社・安田3の3で12打席連続出塁!夏出塁率10割

2017年7月18日8時0分  スポーツ報知
  • 1回1死二塁、履正社・安田が中前安打を放つ(カメラ・義村 治子)

 ◆全国高校野球選手権大阪大会 ▽2回戦 履正社8―0守口東=7回コールド=(17日・花園)

 今春センバツ準優勝の履正社(大阪)の安田尚憲三塁手(3年)が、3打数3安打1打点で初戦から8打席連続出塁、今春から公式戦12打席連続出塁とした。星稜・山下智茂名誉監督(72)から松井秀喜氏(43=元巨人、大リーグ・ヤンキースなど)のサインをプレゼントされたゴジラの後継者が、7回コールド勝ちに貢献した。センバツVの大阪桐蔭も3回戦に進出した。

 右翼手を置き去りにするような鋭いライナーだった。2―0の5回無死一塁。安田は豪快なスイングで右翼線を破った。二塁打で2試合連続で打点を挙げた。初回1死二塁では中前打。6回は左越え二塁打。3打数3安打1打点で、初戦から4打数4安打の打率10割だ。

 「ストライクも、ボールもしっかり見られた。まだ全部(塁に)出ていますね」。3回の2打席目は内角攻めされたが、冷静に見送って四球を選んだ。初戦も3打席連続四球と本塁打で、この夏は8打席連続出塁。出塁率も驚異の10割だ。公式戦は5月の春季府大会5回戦から12打席連続出塁。明徳義塾戦で5打席連続敬遠された星稜・松井のように我慢強く待ち続け、“狩り場”に飛び込んできた球を逃さず捉えている。

 松井氏の恩師にも、ゴジラの後継者と認められた。6月の星稜との練習試合で、右翼フェンス越えの場外弾が同校の山下名誉監督の自宅を直撃。この時、同監督から松井氏のサインと元競泳・松田丈志の「自超力」など2冊の本を贈られた。本には赤線がびっしりと引かれ、メッセージも書き込まれていた。センバツで安田を見た山下名誉監督は「(高校時代の松井氏より)柔らかさは上。スター性があるし、期待している」と偉大な教え子と重ね合わせていた。

 「自分と近い世代では、日本の左打者で一番すごい人。ああなりたいと思ってやってきた」と安田。憧れの人のサインは、いつでも見えるよう自宅のリビングに飾っている。高校通算本塁打は同じ60本。この日は松井超えの61号は出なかったが、全打席出塁で2試合連続コールド勝ちした。

 花園球場には、外野に立ち見客が出るなど約2000人の観客が集まった。「(注目度は)清宮ほどじゃない。大阪で勝ちきって全国の舞台で活躍したい」。東西の怪物の対決を、全国の野球ファンも待っている。(浜田 洋平)

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