【埼玉】浦和学院“BIGBANG”蛭間、3戦連発

2017年7月18日6時0分  スポーツ報知
  • 7回2死三塁、右越え2ランを放った浦和学院・蛭間(カメラ・水野 佑紀)

 ◆全国高校野球選手権埼玉大会▽4回戦 浦和学院7―0春日部東=7回コールド=(17日・大宮公園)

 埼玉で、浦和学院の2年生4番・蛭間拓哉右翼手が3試合連発の右越え2ランを放った。今大会3試合で12打数9安打4本塁打、11打点。神懸かり的なバットで16強入りに導いた。

 バットを高く放り上げた。打球は高い軌道を描いて、右翼スタンドへ。蛭間はガッツポーズもせず、平然とダイヤモンドを回った。「少し詰まり気味だったが、振り抜けたので良かった」。5―0の7回2死三塁、3戦4発となる2ランでチームを7回コールド勝ちに導いた。今大会は通算12打数9安打、4本塁打、11打点と絶好調。高校通算本塁打は10。「自分の体の中のポイントで打てるようになった」と満足そうに振り返った。

 がっちり体形の左のスラッガーは1日500グラムのどんぶり飯を6杯食べて、体重は入学当時より6キロ増えた。胸筋などを鍛えて、肉体改造も行った。前日16日の練習では、球速がやや遅い下手投げの相手右腕対策として、森士(おさむ)監督(53)自ら選手に緩いボールを計100球投げて打撃練習。蛭間は5本のサク越えを放って準備万端だった。指揮官は蛭間の好調ぶりを「たまたまでしょ」としながらも「勝負を決める一発を打つことを期待しています」とさらなる一打に期待を寄せる。

 部内で一番面白い男だ。アーティスト・BIGBANGの曲「FANTASTIC BABY」に合わせて自分で考えたダンスで笑わせる。チャームポイントの白い歯と笑顔を見せながら「自分はホームランバッターじゃない。ホームランを意識すると力んじゃう。つなぐバッティングを意識していきたい」。狙わず放った本塁打。今度は一発の直後に、満面の笑みを見てみたい。(水野 佑紀)

 ◆蛭間 拓哉(ひるま・たくや)2000年9月8日、群馬・桐生市生まれ。16歳。小3から相生小野球クラブに入り、小6のときに西武ライオンズジュニアに選出された。中学時代は前橋桜ボーイズに所属。175センチ、80キロ。左投左打。家族は父、母、姉2人。

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