【西東京】早実・清宮、105号は公式戦初満弾!父の誕生日に「最後の最後で打ててホッ」

2017年7月18日5時0分  スポーツ報知
  • 高校通算105本目となる満塁弾を放った早実・清宮(中央)はナインと笑顔でタッチ

 ◆全国高校野球選手権西東京大会 ▽4回戦 芦花0―14早実(17日・ダイワハウススタジアム八王子)

 今秋ドラフト目玉の早実・清宮幸太郎一塁手(3年)が17日、4回戦・芦花戦で公式戦7試合連発、自身初の満塁本塁打となる高校通算105号を放った。7回に公式戦25本目で初となる左方向へ一発。7回コールドでの16強入りに導いた。ラグビー・ヤマハ発動機監督を務める父・克幸氏の50歳の誕生日に祝砲を届け、高校通算最多とされる神港学園・山本大貴の107発にあと2本と迫った。

 ホームの周りで迎える仲間の多さに、思わず笑みがこぼれた。「3人待ってくれているのが、なかなかないので。ちょっとうれしかった」。清宮にとって、公式戦25本目で初のグランドスラム。今春の都大会準々決勝(駒大高戦)から公式戦7戦連発で、父・克幸氏のバースデーを飾った。「父親の誕生日だとは、分かっていました。最後の最後で打てて、ホッとしています」。6月18日の父の日(香川県招待試合・丸亀城西戦)に続き、感謝のアーチをささげた。

 8点リードの7回1死満塁。カウント2ボール1ストライクから外角球を左中間席まで押し込んだ。「向こうの打球だったけど、すごい感触がよかった。入ったなという感じ」。左方向のアーチも公式戦では初めてだった。「高1、高2のときは、多分、あれも入っていない」。6月下旬から7月5日までの試験期間も自宅で腕立て伏せ、スクワットを欠かさなかった。「なまらないようにはしてました。しんどいです。日頃、トレーニングを積み重ねているので、その成果かな。頭がパンパンでした」とパワーアップを実感する。

 ミスは繰り返さない。5回2死満塁では二飛。「同じ場面で打てないと、悔しい。前の打席の感覚を修正して入れた。崩されていたので。しっかり引きつけて打てた」とすぐに持ち直した。ソフトバンク・山本スカウトは「ヘッドで押し込んだ。さすが」とうなった。

 184センチ、101キロの巨体は、走塁でも大迫力だった。2回に4番・野村大樹捕手(2年)の右翼線2点三塁打で、一塁から一気の突進で生還。芦花の須藤竜史捕手(3年)は激突の衝撃に「軽トラックかと思った。筋肉で重かった。一瞬、意識が飛んだ」。中日・正津スカウトも「スピードに乗って、スライディングも速い」と目を見張った。

 21日の5回戦(法政戦)からは神宮に舞台を移す。「八王子もこれで最後なので、いい終わり方ができた。また初戦のつもりで臨みたい」。高校通算最多とされる107本まで、あと2本。怪物の進撃は、早法戦でも止まりそうにない。(山崎 智)

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