【千葉】木更津総合・山下、最速144キロで6回7K零封「直球で押すことができた」

2017年7月19日7時30分  スポーツ報知
  • 6回無失点の力投を見せた木更津総合・山下

 ◆全国高校野球選手権千葉大会 ▽4回戦 木更津総合10―0幕張総合=6回コールド=(18日・県野球場)

 普段は物静かな男が、ほえた。4点リードの2回2死二塁。木更津総合の左腕・山下は直後の打者を空振り三振に打ち取ると、感情を爆発させた。「自分の強みは打たれてもメンタルが折れないところ。直球で押すことができた」。最速は144キロ。6回5安打無失点、7奪三振の力投で、チームを5回戦進出に導いた。

 純粋に野球を楽しむ少年だった。中3時は野球部7人。最後の大会は野球経験のあるバレー部女子と美術部の男子を助っ人で呼び、エースとして市大会2回戦で敗退。強豪校に入ってもスタンスを変えなかったが、木更津総合は大所帯。アップについていけず弱音を吐くこともあった。

 スイッチが入ったのは、背番号1を背負った昨秋2回戦の対千葉英和に1―4で負けた後。自宅の部屋に鏡を2枚貼り、フォームをチェック。シャワー後は鏡の前でシャドーピッチングを繰り返す。鏡があれば確認する癖をつけた。

 視察したロッテの山森スカウトも「直球、変化球ともレベルが高く大崩れしない。(高校生では)群を抜いているのでは」と絶賛した。「自分の投球はできた。今後も自分が引っ張ってチームを盛り上げたい」と長身サウスポー。遅咲きのエースがチームを聖地へと導く。(河原崎 功治)

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