【神奈川】横浜・増田、3試合連続弾で決勝…2季連続で東海大相模と頂上決戦

2017年7月29日5時30分  スポーツ報知
  • 9回無死、2打席連続となる左越え本塁打つ横浜・増田

 ◆全国高校野球選手権神奈川大会 ▽準決勝 横浜10―6桐光学園(28日・横浜)

 今秋ドラフト候補の横浜・増田珠(しゅう)中堅手(3年)が、2打席連続のソロを放つ爆発で3試合連続本塁打とした。早実・清宮らとU―18代表1次候補に選出されたスラッガーは「甲子園で清宮とやりたい」と連覇へ意気込んだ。決勝は2季連続で東海大相模と対決する。

 増田には横浜の主砲としての自信と自覚があった。「どんどん振っていけば勝手に芯に当たってくれると信じていた」。1点リードの7回先頭、外に落ちるチェンジアップをとらえると、右中間へソロアーチ。同校OBのヤクルト・斉藤スカウトは「右打ちで右方向へあそこまで打てる高校生はなかなかいない。内川(ソフトバンク)のような選手になりそう」と評価する驚異の当たりだった。

 9回には内角の直球をフルスイング。高く上がった打球は左翼ポール際に飛び込んだ。2打席連続の今大会4本目、高校通算32本塁打で、追いすがる桐光学園を振り切った。

 強豪・横浜で1年春からベンチ入りし、夏から背番号9を勝ち取った。昨夏も3発を放っており、2度の1大会3発以上は神奈川大会史上初。夏の通算8発は桐蔭学園・高橋由伸(現巨人監督)の7発を超えた。

 大舞台に強い男だ。夏の8本塁打のうち、横浜スタジアムで7発。今大会では不動の4番だ。中学時代の14年はU―15日本代表に選出。鹿取義隆監督(60=現巨人GM)のもとで出場したU―15W杯でも全試合4番を任された。「歓声やプレッシャーが大きいほど、力が出る」。中堅の守備は6回1死一、二塁、頭上を襲ったライナーを、背走しながらジャンピングキャッチ。歓声に沸く応援席に手を振って応えた。外野席に深々と頭を下げる姿も、スター性十分だ。平田徹監督(34)は「今日は増田に尽きる」と絶賛した。

 107号を放った清宮とは連絡を取り合う仲。「おめでとうと連絡したい。甲子園で対戦できたら、自分の人生の財産になる」と対戦に夢を膨らませた。試合後、応援席へピースしてみせた増田。3年連続の決勝へ。「スタンドの仲間たちも甲子園に連れて行きたい」。次にVサインを見せるのは、甲子園決定の瞬間だ。(小林 圭太)

 ◆増田 珠(ますだ・しゅう)1999年5月21日、長崎市生まれ。18歳。小1から稲佐青空でソフトボールを始め、投手を務めた。淵中時代は長崎シニアで投手兼中堅手。横浜では1年春からベンチ入り。2年夏に甲子園に出場。185センチ、83キロ。右投右打。家族は両親。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
高校野球
今日のスポーツ報知(東京版)