【侍U18】なぜ世界一になれなかったのか 担当記者が分析する

2017年9月11日10時0分  スポーツ報知
  • 韓国戦の3回、打席に立つ清宮。この試合4打数無安打に終わる(カメラ・泉 貫太)

 ◆U―18W杯 ▽スーパーラウンド 韓国6―4日本(9日、カナダ・サンダーベイ)

 野球の神様は日本に振り向かなかった。8日のカナダ戦はスクランブル継投。2日の米国戦で6回途中15三振を奪い、大会終盤の先発が想定された川端までビハインドで投入。しかし、右ふくらはぎに打球が直撃し、内出血。韓国に敗れ、小枝監督は「(先発を)故障している川端でいっても…。消去法で田浦に。無理を承知で起用した」。今大会最多6登板の左腕に負担が偏った。

 合宿から災難に見舞われた。練習試合初戦で増田が右手首に死球を受け、調子が上がらず。投手登録の桜井がほぼ野手専任となった。南アフリカ戦で中継ぎ登板したが、1/3回で降板。カナダ入り後の初ブルペンが試合直前では、困難だった。20選手で桜井を除けば、投手7人。米国、韓国がスーパーRまで10人投手を起用したのと対照的だった。

 野手陣も満身創痍(そうい)。安田は左前腕、古賀と小園は右膝を痛め、中村は約3か月前から右足首の違和感が拭えず。韓国戦では西巻が左膝負傷で交代し、打者全13人の攻撃も空回りした。指揮官は「10日で9試合。スペアはいないに等しい」と嘆いた。夏の甲子園後に世界を制すのはタフ。さらに明確なビジョンと周到な準備が求められる。(アマ野球担当キャップ・山崎 智)

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