「顔だけ清宮」野田雄斗が3ラン!北広島、14安打14点爆発!コールドで秋初全道 

2017年9月12日8時0分  スポーツ報知
  • 2回、逆転3ランで生還し仲間とハイタッチする北広島・野田
  • 殊勲打の野田(手前中央)を中心に記念撮影する北広島ナイン

 ◆秋季全道高校野球 地区予選 ▽札幌・Fブロック代表決定戦 北広島14―5北星学園大付=7回コールド=(11日・麻生ほか)

 7地区21試合を行い、札幌地区では全道大会出場6校が決まった。北広島は北星学園大付を14―5の7回コールドで下し、秋は初の地区予選突破。2回に3番・野田雄斗右翼手(2年)が逆転3ランを放つなど、打線は計14安打の猛攻で快勝した。立命館慶祥は今春センバツ出場の札幌第一を13―5で下して14年ぶりの全道切符。札幌創成は延長11回の末、札幌静修に6―5で逆転サヨナラ勝ちした。

 北広島の歴史を塗り替えるアーチを描いた。1点を追う2回だ。1死二、三塁で3番・野田が振り抜いた打球は、右翼芝生席へと勢いよく吸い込まれていった。同校を初の秋季全道へと導く逆転3ラン。「とてもうれしい。チームもあの一本で乗れてよかった」と主砲は喜びに浸った。

 序盤から自慢の打線が猛威をふるった。初回に3点を先制。その裏に逆転を許したが、野田は「取り返せる自信があったので焦りはなかった」。2回の3ランで逆転した以降は毎回安打。計14安打で圧倒。先発し、7回5失点の左腕エース・佐藤悠津樹(2年)を好援護した。

 猛打の裏に訳がある。7月の1か月間はバットを握らず守備練習やトレーニングに費やしてきた。就任9年目の森田有監督(41)も「選手は打ちたかったと思う」。ただ、あえて好きな打撃を封印したことで、野田も「その分、打撃練習を始めた時は楽しかった」。より充実した練習ができた。

 右投左打の野田。顔は早実・清宮幸太郎(3年)に似ており、チームメートからも「顔だけ清宮」と呼ばれる。本人もテレビに映る清宮を見るたび、「自分でも似ているなと思う。憧れの存在です」。顔だけではなく、打者として“本家”に近づく努力をしてきた。

 だが、まだ通過点に過ぎない。野田は言った。「学校として初めての(秋季)全道はうれしいが、目標はまだ先。まだまだ上を狙っていきたい」。北広島の清宮が、初の全道で暴れ回る。(清藤 駿太)

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