常葉大橘、ハンマー打線でセンバツ切符つかむ!

2017年9月12日7時0分  スポーツ報知
  • ハンマートレで汗を流す常葉大橘の選手たち。打撃力向上と筋力アップに役立っている

 秋季高校野球県大会16日開幕 秋季高校野球県大会の組み合わせ抽選会が11日、静岡市内で行われた。各地区予選を勝ち抜いた25校が出場して16日に開幕。上位3校が10月21日からの東海大会(愛知)に進む。常葉大橘(中部2位)は今季5試合で計48得点と打撃好調。今夏の甲子園を制した、埼玉・花咲徳栄ばりのハンマートレで鍛えた攻撃力で初優勝を狙う。

 ドスン。バスン。橘野球部グラウンドに近づくと、フリー打撃とは違った音が聞こえてくる。重さ3キロのハンマーを高々と振り上げて、選手たちが大型の古タイヤをたたいているのだ。

 これが橘打線の攻撃力を鍛え上げたハンマートレ。夏の大会後に就任した片平恭介監督(29)が近所のホームセンターで買い込み、7月末から本格的に始めた練習法だ。8月に全国制覇した花咲徳栄もやっていたことで有名になり、取り組むナインの意欲も上がっている。「今まで行けなかったセンバツに行くためには、今までとは違う練習をしないと」と4番の夏目大主将(2年)は力を込める。

 効果は出ている。新チームの初公式戦となった中部大会1回戦では、春の県王者・東海大静岡翔洋に16―1で圧勝。初回に7連打を含む13人攻撃で一挙9点を奪った。静岡との決勝でも相手を上回る9安打を放った。「背筋や腕力だけでなく、体幹も強くなります」と指揮官は目を細める。

 それだけに決勝のサヨナラ負けは悔しかった。同点の延長10回2死二塁で河村海登(2年)が投じたフォークが「指に引っかかってしまって」ベース手前でワンバウンド。捕手の夏目が捕球できず、二塁走者の生還を許してしまった。記録は暴投だが、夏目は「自分のパスボールです。県大会では絶対にそらさない」と気合を入れる。河村も「変化球の精度を上げて0点で抑えます」と誓う。

 初戦は17日、袋井と三島南の勝者との対戦が決まった。目標はもちろん県を制しての東海出場、そしてセンバツ切符だ。記念大会の今季は東海枠が3校に増えるが、「文句なしの1位で行きます」と夏目主将。打ちまくって勝つ。(里見 祐司)

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