履正社・安田、清宮と同日にプロ表明「松井さん超える」

2017年9月23日7時0分  スポーツ報知
  • プロ入りを表明した履正社・安田は色紙に「不動心」と記した(カメラ・義村 治子)

 高校通算65本塁打を誇る履正社(大阪)のドラフト1位候補・安田尚憲内野手(3年)が22日、大阪・茨木市内で会見を行い、プロ入りの意思を正式に表明した。高校通算本塁打数で目標とする松井秀喜氏(43=ヤンキースGM付特別アドバイザー)の60本を上回ったスラッガーが、プロの世界でもゴジラ超えを誓った。

 思い描いていた夢への挑戦に、表情はグッと引き締まった。「子どもの頃から、プロ野球選手という夢は一回も変わることはなかった。今はワクワク、ドキドキしています。将来は日本球界を代表する選手になりたい」と目を輝かせた。

 プロでも、日米通算507発を放った松井氏の打撃を追い求める。「日本人の左打者として目標とする究極の形。ファンを魅了するホームランを打ちたい」。今年6月、松井氏の母校・星稜と行った練習試合で、右越え場外弾が山下智茂名誉監督(72)の自宅を直撃した。山下名誉監督からは「プロに入ったら壁を直してくれ」と、松井氏のサインとともに元競泳の五輪メダリスト・松田丈志氏の「夢を喜びに変える自超力」など2冊の本を贈られた。本には赤線がびっしり引かれてあったといい、松井氏の恩師が自身に寄せる期待を感じ取った強打者は「(松井氏を)超えていけるような選手になりたい」と言葉に力を込めた。

 高校日本代表でともに中軸を担った清宮と同じ日に会見。運命めいた偶然に「自分でもビックリしています」とはにかみ、「一緒にクリーンアップを組めたことは光栄。ライバルでもあるので、お互い頑張っていきたい」とエールを送った。会見後、写真撮影用に色紙を手渡されると、迷わず松井氏の座右の銘「不動心」と書いた。同名の著書を何度も読み返し「いいなと思った」言葉だ。憧れの人の背中を追い、週明けにもプロ志望届を提出予定。「東の清宮、西の安田」と評されたライバルストーリーもまだ続く。(種村 亮)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
高校野球
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ