東海大甲府、3年ぶり夏の甲子園へ始動「投手鍛える」

スポーツ報知
新年初練習恒例の走り込みを行う東海大甲府ナイン

 昨秋の県大会を制した東海大甲府野球部が6日、新年初練習を行った。甲府市・御崎神社で恒例の必勝祈願を行ったナインは、全部員での長距離走など、初日から激しいメニューをこなし、今年100回の記念大会を迎える夏の選手権(甲子園)出場へと気持ちを高めた。

 “正月ボケ”を一気に吹き飛ばした。必勝祈願を終えたナインは、グラウンドで約6キロの長距離走を実施。トップでゴールした牧内大斗内野手(2年)らの軽快な走りに、村中秀人監督(59)は「正月明けなのに、しっかり体が動いている選手が多い。楽しみです」と笑顔。出場すれば3年ぶりとなる夏の甲子園に向け「まず、春の県大会をしっかり勝つこと。ピッチャーをしっかり鍛えたい」と投手強化を課題に挙げた。

 主将の二村航多遊撃手(2年)は「(センバツ出場を逃した)秋関東大会では、小さな守備のミスから失点を招いた。今年は一つの動きから徹底して練習して、ミスを減らしたい」とノーミスでの勝利で全国切符をつかむと誓った。

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