東北王者・聖光学院、強打と結束力で日本一目指す

スポーツ報知
雪のグラウンドで駆けだして喜ぶ聖光学院ナイン

 昨秋の東北大会を制した聖光学院(福島)は、5年ぶり5度目のセンバツ出場。斎藤智也監督(54)は「センバツは投高打低。なかなか攻略が難しい。ウチも過去のセンバツは負け越しているし、得点力が低かった。何とか強打のチームでセンバツに臨みたい。打ち勝たないと先が見えてこない。出場回数と敗戦数を違うようにしたい」と強打で初の日本一を狙うことを宣言した。

 矢吹栄希主将(2年)は「センバツで日本一になるために練習してきた。ようやく正式に決まって実感がわいてきた」と出場決定に笑顔。「自分たちの持ち味はチーム力。東北を制したときも、チーム力が相手より上だったと思っている。1本出たときのベンチの盛り上がりや雰囲気が、バッターのここぞの1打や、ピッチャーの1球につながる」と結束力の強さで全国制覇に挑む。

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