静高、センバツ決まった 大阪桐蔭にリベンジだ

2018年1月27日6時0分  スポーツ報知
  • 2年連続のセンバツ甲子園出場が決まり、喜びを爆発させる静高ナイン

 静高に今年も春が来た! 第90回センバツ高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)の選考委員会が26日、大阪市内で行われ、昨秋の東海大会で2連覇を飾った静岡高が選出された。静高のセンバツ出場は2年連続17度目。昨春は2回戦で優勝した大阪桐蔭に8―11で惜敗しており、「先輩の分も」とナインは雪辱を誓った。組み合わせ抽選会は3月16日に行われる。

 2年生にとって、昨年も経験したセンバツ発表。だが感激の大きさは変わらない。日本高野連からの吉報が静高の校長室に届いたのは午後3時19分。電話を受けた志村剛和校長(57)がグラウンドへ歩を進め、整列していたナインに「いい準備をして臨んでほしい」と激励すると、部員30人は喜びを爆発させた。仲間の手で胴上げされた黒岩陽介主将(2年)は「気持ちよかった」と声を弾ませた。

 エースの春翔一朗(2年)にとっては、1年前とはひと味違う感激がある。それまでは公式戦未登板だったが、急成長を見せてセンバツ開幕直前に背番号18をゲット。不来方との1回戦でマウンドに立った。新チームでは主戦を任され、東海連覇や神宮初勝利に貢献。「自分たちの手でつかんだ、という手応えがあります」と喜びをかみしめた。

 大舞台で戦いたい相手がいる。昨年惜敗した大阪桐蔭だ。1年秋から正遊撃手を務める村松開人(2年)は「経験値が足りなかった」と悔しがる。1回表に6点を奪われながら、その裏に追い付き、2回に勝ち越し。7回終了時では8―6とリードしていた。終盤に逆転されて敗れたが、「試合前から『桐蔭だ』と意識し過ぎていた。最初から普通にやっていれば」と振り返る。

 大会連覇を目指す大阪桐蔭は文句なしのAランクチーム。プロ注目の強打者で146キロの速球を投げる二刀流・根尾昂もいる。村松は「もう1回戦って、自分たちがどれだけ成長したか試したい」と力を込めた。

 もちろん神宮の準決勝で敗れた明徳義塾も大きなターゲット。力投した左腕・鈴木翔也(2年)が「長所の緩急を使いたい」と再戦を希望すれば、唯一の1年生レギュラー・斎藤来音も「強いチームを倒すために練習してきました」と意気込んだ。ナインは取材の終わった午後4時半から、気持ちを切り替えてグラウンドで練習を開始。3月17日の大阪入りまで力を蓄えていく。(里見 祐司)

 ◆県立静岡高校 1878年(明11)創立の県内屈指の進学校。生徒数969(女子413)。野球部は1896年(明29)創部。部員数30。甲子園は春16回、夏24回出場。1926年(大15)夏の第12回大会で優勝。主なOBに増井浩俊(オリックス)、高木康成(巨人3軍マネジャー)。

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