原さん、甲子園「延長タイブレーク」導入賛成「少年たちを守るためにとてもいいこと」

2018年1月28日7時0分  スポーツ報知
  • 東海大体育学部創設50周年イベントに参加した原辰徳氏

 前巨人監督の原辰徳氏(59)が27日、客員教授を務める母校・東海大体育学部創設50周年イベントに参加。鈴木大地スポーツ庁長官(50)、山下泰裕・東海大副学長(60)との座談会で、今年から春夏の甲子園大会で導入される「延長タイブレーク」について「将来のある少年たちを守るためにはとてもいいこと」と、全面支持の考えを示した。

 09年の第2回WBC優勝監督の原氏と、ともに五輪金メダリストの鈴木長官と山下副学長。世界の頂点を知る3人がスポーツ振興などについて語り合った座談会で、原氏は「子どもたちが遊びの中から野球に入っていけるような環境作りが必要」と、競技人口が減りつつあることへの危機感を訴えた。

 鈴木長官のもと、スポーツ庁が休養日を増やすなどの「部活動改革」を提言する中で、原氏は高校野球のあり方についても言及。「心も体も技術も成長途上の野球少年が、高校野球で燃え尽きてしまうのが怖い」と、選手の負担軽減を目的に導入が決まったタイブレーク制に賛成の意見を述べた。

 自身は東海大相模高1年の74年夏に、選手権準々決勝で鹿児島実と延長15回の死闘を繰り広げたが「何連投とか何百球投げたというのが美談のように伝えられるが、正しいルールを作ってフェアに戦わせてあげたい」と、高校球児の健康と将来を守るべきとの考えを強調した。

 ◆タイブレーク 試合の早期決着を目指して、延長戦で人為的に走者を置く特別ルール。日本高野連では今春のセンバツから甲子園での全国大会に導入が決定した。延長13回以降の攻撃を無死一、二塁から開始(打順は12回から継続)する。これまでも春や秋の地区大会などで導入されていたが、今後は全ての地方大会で一律導入される。ただし、甲子園、地方大会とも決勝戦では採用せず、延長15回で打ち切り、再試合を行う。

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