鍛治舎氏が県岐阜商監督に就任、会見で他県のスカウティングにチクリ

スポーツ報知
県岐阜商で監督就任会見に臨んだ鍛治舎巧氏

 昨夏まで秀岳館高(熊本)の監督として甲子園4季連続出場を果たし、来月1日から母校の県岐阜商(岐阜)監督に就任する鍛治舎巧氏(66)が27日、岐阜市内の同校で就任会見を開いた。

 岐阜出身の根尾昂内野手(2年)が在学する大阪桐蔭・西谷監督には「岐阜には立ち入り禁止」。浦和学院・森監督にも「わかってるね。(岐阜を)荒らさないように」とスカウティングにクギを刺したことを明かし、会見場の笑いを誘った。

 ◆県岐阜商(岐阜市)1904年創立、創部は1925年。春3度、夏1度の全国制覇など、春夏それぞれ28度の甲子園出場。通算56度出場は史上3位、甲子園通算87勝は公立トップ(私立を含めると4位)。高木守道(元中日監督)ら、プロ選手も多数輩出。13、15年センバツでは共に8強入りしたが、夏は12年が最後。昨夏は、岐阜大会3回戦で公立の海津明誠に7回コールド負けを喫し、監督交代したばかりだった。

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