【センバツ】日大山形、智弁学園と初戦「名前のある高校と戦いたかった」

スポーツ報知
気合を入れる日大山形の斎藤史弥主将(右、左は智弁学園・小口仁太郎主将)

 日大山形(山形)は第3日(25日)第3試合で智弁学園(奈良)対戦することが決まった。

 智弁学園との対戦が決まると、日大山形主将の斎藤史弥二塁手(3年)は表情を引き締めた。相手は2年前のセンバツ王者。「名前のある高校と戦いたかった。その意味ではホッとしているし、今度こそ名前負けしない戦いをしたい」と意気込んだ。

 昨夏の悔しさを晴らす舞台だ。17年夏大会は、名門・明徳義塾(高知)と互角に渡り合いながら延長12回に3―6で敗戦。新チームとなった秋に神宮大会を制した明徳に「初戦でリベンジを果たしたい」という目標を掲げていた。斎藤主将が先にクジを引いたが、抽選を行う前に対戦枠は埋まっていたため、初戦での対戦はかなわず。明徳と当たる可能性は順当にいって準決勝となるが、「出るからには優勝が目標。その過程で、明徳と当たって勝てればベスト」と先を見据えた。

 荒木準也監督(46)は大会3日目の試合に、「昨夏は大会2日目に試合だったので、ドタバタしてしまった。やはりイメージしてプレーできるのは違う。今回は初日に見てから練習ができます」とにんまり。開幕戦の東北王者・聖光学院と東筑との一戦で雰囲気や各選手のポジション取りを確認させる。本番までの残り1週間でしっかり準備をして大物食いに挑む。(遠藤 洋之)

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