【センバツ】由利工、日大三との初戦に「どこが当たっても強豪校なのは変わらない」

スポーツ報知
21世紀枠で、出場の由利工・畑山陸翔主将(左)は日大三・日置航主将

 21世紀枠で初出場の由利工(秋田)は、第2日(24日)第1試合で日大三(東京)と対戦することが決まった。

 21世紀枠で初の甲子園となる由利工は、春夏優勝3度(春1度、夏2度)を誇る日大三との初戦が決まった。主将の畑山陸翔捕手(3年)は「どこが当たっても強豪校なのは変わらない。挑戦者の気持ちで、9回が終わったときに1点勝っていればいい。勝利に執着心を持って臨みたい」と闘志を燃やした。

 10日から始まった沖縄合宿まで、屋外で練習できたのはわずか2日。それでも通常の半分の太さのバットでテニスボールを打ち、ミート力を鍛えたり、地元の社会人チーム、TDKの屋内練習場を使用して守備練習をこなすなど、冬季も過去以上に充実した練習をこなすことはできた。

 大舞台を間近にし、エースの142キロ右腕・佐藤亜蓮(あれん、3年)も制球と切れに磨きがかかってきた。渡辺義久監督(39)は「力を出し切れる状態で送り出したい」と金星奪取を狙う。

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