英明・香川監督、甲子園練習で自虐コメント連発「不安だらけ。このチームは弱いので」

スポーツ報知
元気良く駆け出す英明ナイン

 第90回記念センバツ高校野球大会(23日から13日間・甲子園)の甲子園練習が18日に始まり、英明(香川)など5校が参加した。第1日の第2試合で国学院栃木と対戦する英明の香川智彦監督(60)からは早くも“泣き”が入った。

 投球練習をしたのは、エースの黒河竜司(2年)だけという珍しい光景に「(控え投手は)いない。(黒河が)けがをしたら、その時はその時。(他の投手の起用は)まったく考えていない」と、背番号1と心中する覚悟を示した。

 昨秋の四国大会で準優勝し、3年ぶり2度目の出場を決めたが「不安だらけ。このチームは弱いので、よう(甲子園に)来たな。勝とうなんてとんでもない話やぞ、と。グラウンドに立って自分たちの力を出せたら十分。昨夏のチームの方がよっぽど強かった。弱いと思っていたら、不思議と勝ってしまった」と、自虐コメントを連発した。

 センバツ初勝利に向けて「うちの時はお客さんがガバッと帰ると思う。開会式と1試合目を見て『疲れた』と。そうなったらええんやけど」と、冗談交じりに意気込んだ。

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