駒大苫小牧・佐々木監督が日本一の“集中力”を指南…滋賀での直前合宿打ち上げ

スポーツ報知

 23日開幕の第90回記念センバツ高校野球大会(甲子園)に出場する駒大苫小牧は19日、約1週間に渡った滋賀県での直前合宿を打ち上げた。

 午前に約3時間の練習を行い、午後から大阪入り。2004年夏の甲子園で、北海道勢初優勝時の主将だった佐々木孝介監督(31)は「(滋賀合宿では)短所、短所、短所を見つめ直してきた。ここからは“勝つゾーン”に入って行く」と、本番モードへ士気を高めた。

 滋賀合宿最終日。早朝から、佐々木監督はナインに“集中力”の必要性を説いた。04年夏に道勢初の全国制覇を成し遂げた際の話しを引き合いに出し、「甲子園という場所はゾーンに入っていれば、いくら力の差があっても分からない」。ゾーンとは極限の集中状態のこと。高い集中力で、道勢初優勝という歴史的快挙を成し遂げた経験をナインに伝えた。

 24日の初戦・静岡戦まで残り5日。あす20日には甲子園練習が行われる。佐々木監督は「選手の目つきも変わってきた。甲子園に入ればエネルギーも出てくる」とナインに期待を抱いてた。

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