ヤクルト・由規、左手骨折のままで臨んだセンバツで150キロ プロ入りを意識

スポーツ報知
まさかの初戦敗退となった仙台育英・由規

◆ヤクルト・由規投手(宮城・仙台育英=07年1回戦敗退)

 いよいよ23日から、第90回記念センバツ高校野球大会(甲子園・13日間)が開幕する。記念大会のため例年より4校多い36校が、紫紺の優勝旗を懸けて激突する。過去に出場したプロ選手に、センバツでの思い出を振り返ってもらった。

 「大会前に左手を骨折したんですよ。開幕まで10日ぐらいしかなくて『抽選で後ろ(の日程)を引いてくれ』と思ってたら、まさかの初日。無我夢中で投げましたけど、あっという間に終わってしまって(静岡・常葉菊川に2失点完投、14奪三振)。もう少し長く甲子園にいたかった。

 でも、その試合で150キロを投げて、それをきっかけに、本気でプロ野球選手になりたいと考えるようになったんですよね」

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